にきび(尋常性ざ瘡)の外用療法について

にきびは思春期頃から発症し、長く続く慢性の病気です。13歳頃からでき始め、高校生にかけて悪化のピークを迎え、10代のうちににきびあとが残ることもしばしばです。
•にきびの治療は現在では、毛穴のつまりを改善する薬(コメド治療薬)が登場し、 早期から治すことができるようになりました。 コメドの治療を続けることで赤ニキビの再発を防ぎ、滑らかできれいな肌を維持できる時代になりました。
当院では尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023に則って、急性期治療(最初の3か月間)とその後の維持療法を行います。子どもの思春期ニキビ対策 |ニキビ一緒に治そうProject|製薬会社マルホ (maruho.co.jp)(外部リンク)もご参照ください。

•にきびの原因と種類(ニキビあとを残さないためにできること マルホ資材より引用)

•にきびの治り方(ニキビあとを残さないためにできること マルホ資材より引用)

• 当科で処方する外用薬一覧(2024年9月現在)

•スキンケア指導、上記の外用薬処方のみでなく、中等症以上の方は皮膚の状態により推奨度Aの内服抗菌薬ドキシサイクリン(ビブラマイシン®)を処方します。
•ニキビは思春期頃から悪化し、成人後も長く続く慢性の病気です。ひどくなる前に治療を始め、少なくとも思春期の間は治療を続けることが、ニキビあとを残さないための近道です。(ニキビあとを残さないためにできること マルホ資材より引用)