アレルギー診療について

•正しく診断するために、まずお話をうかがいます。
•今ある症状がアレルギーと関係あるのかないのかを検討していきます。
•必要に応じて血液検査や皮膚テスト、呼吸機能検査などを行います。
以下もご参照くださいあきたメディカル通信「入園・入学前に落ちつけておきたいアレルギーの病気について」(2024/3/23放送)2026年3月まで視聴可(外部リンク)

診断について
•たとえば、卵、牛乳などの食べ物や、ダニ、スギなどに対して抗体検査の結果が陽性であっても、それだけで卵アレルギー、ダニアレルギーといった診断にはなりません。

治療について
•同じお子様でも、症状が出る臓器も症状の程度も、年齢によってかわっていきます。乳幼児期は湿疹と食物アレルギー、幼児期以降になると咳や鼻汁、眼症状が目立つといった具合です。
•治療は薬物療法・抗原(原因となるもの)を避けること・免疫療法の3つです。
•対症療法としての薬物療法を行う際には、複数の臓器の症状に同時に対応していきます。全身にあらわれる症状に合わせて、吸入薬、点鼻薬、点眼薬、軟膏などを同時に処方します。

おうちでの管理について
•アレルギーの病気のコントロールを適切に行うためには、おうちでの管理が大切です。
•スキンケア、軟膏の使い分け、食物除去のポイント、食べられる量までの摂取、症状が出た時の対応、集団生活での注意点などをご説明し、お子様の症状をよりよくするためにご協力を頂いております。