鼻咽頭ぬぐい液採取についてのお願い

当院ではより確実にウイルスを検出するため、鼻咽頭ぬぐい液を採取しています。
下図のように外鼻孔正面から鼻腔底に沿ってスワブ(検体採取用のごく細い綿棒)を適当な深さに(乳児は4cm、幼児4cm~5cm、学童5~6cm)静かに水平に挿入し、行き止まりの最奥部(上咽頭)の数mm手前で止めます。数秒間そのままの位置で手を離し、鼻汁を浸透させます。その後、鼻粘膜壁を軽くこすり、スワブを回転させながら引き抜きます。安全に採取を行うため頭や体の固定をスタッフも一緒に行います。鼻炎などで鼻粘膜の炎症があると、鼻出血を伴うこともありますが、ほとんどの場合5分以内に止血します。ご協力頂けますようお願いいたします。

2025年01月30日