AI搭載インフルエンザ検査医療機器nodocaを導入しました
nodoca®は専用カメラで撮影した咽頭(のど)の画像と問診情報などをもとにAIが感染の有無を判定する、検査を受ける患者さんの痛みが少ないインフルエンザ検査機器です。臨床症状や他の診察結果などと判定結果を併せて医師が感染の有無を総合的に判断します。
インフルエンザに特徴的なのどの所見は発症から早期の患者さんほど、臨床上診断に有用といわれており、本検査の臨床試験でも、発症から12時間以内の患者さんで感度が高い傾向にありました。24時間以上たっていれば従来の抗原検査の方が検出率は高いようです。
2025年1月30日現在、インフルエンザ以外のウイルス罹患の判定はできません。対象年齢は6歳以上で、インフルエンザの型の判定(A型やB型)はできません。AI判定に必要な咽頭後壁の所見を正しく撮影するために、大きく口を開けた状態を5秒以上保持できる方を対象に、発症からの時間を考慮して検査方法を選択します。
検査法の比較