🥜赤ちゃんのピーナッツ・ナッツはいつから?安全な始め方ガイド

いつから?どうやって?(2025年版)

食物アレルギーの研究が進み、
「アレルゲン食品を遅らせるほどアレルギーが増える」
ということが分かってきました。

🟣そのため、ピーナッツやナッツ類は
離乳食が始まる生後5〜6か月ごろから、ペースト状で少量ずつ
安全に導入できます。

🥜ピーナッツはいつから?

🥄 ピーナッツはいつから?

生後6か月ごろから開始できます

(湿疹が強いお子さんは、医師と相談して4〜6か月での導入を検討)

与え方

ピーナッツバター(無糖・無塩)を
お湯や湯ざましでのばして、とろとろの状態にして与えます。

最初は
耳かき1さじ〜小さじ1/4程度
平日昼間など、受診しやすい時間帯に。

ツリーナッツとは、木になるナッツ類のことです。
アーモンド、くるみ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、マカダミアナッツなどが含まれます。

問題なければ週2〜3回程度、少量を継続します。

注意

⏰粒のまま・砕いただけのピーナッツは
5歳未満は誤嚥の危険があるため禁止
(消費者庁の注意喚起)

🌰 ツリーナッツ(くるみ・カシューナッツなど)は?

🟣生後6か月ごろから開始できます

(ピーナッツほど強い予防効果のエビデンスはまだ限定的ですが、遅らせる必要はありません)

与え方

ナッツパウダーやナッツペーストを
おかゆ・ヨーグルト・野菜ペーストに混ぜて与えます。

最初は
耳かき1さじ〜小さじ1/4程度
週1〜2回で十分です。

注意

粒のナッツは誤嚥リスクが高いため、
必ず粉末・ペーストで

🧴 湿疹(アトピー性皮膚炎)があるお子さんは?

🟣湿疹があると皮膚からアレルゲンが入りやすく、
食物アレルギーのリスクが高くなります。

そのため
🟣湿疹治療をしっかり行いながら、アレルゲン食品は遅らせずに導入する
ことが推奨されています。

重症湿疹や既に卵アレルギーがある場合は、
導入前に医師が血液検査やプリックテストを検討します。

📘 参考文献

Greer FR, Sicherer SH, Burks AW. The Effects of Early Nutritional Interventions on the Development of Atopic Disease. Pediatrics. 2019.

Togias A, et al. Addendum Guidelines for the Prevention of Peanut Allergy. J Allergy Clin Immunol. 2017.

Trogen B, Jacobs S, Nowak-Wegrzyn A. Early Introduction of Allergenic Foods and the Prevention of Food Allergy. Nutrients. 2022.

Harama D, Saito-Abe M, Hamaguchi S, et al. Feasibility and Safety of the Early Introduction of Allergenic Foods in Asian Infants With Eczema. Nutrients. 2024.

Palmer DJ, et al. Feasibility and Safety of Introducing Cashew Nut Spread in Infant Diets. Pediatr Allergy Immunol. 2023.

Soriano VX, Ciciulla D, Gell G, et al. Complementary and Allergenic Food Introduction in Infants: An Umbrella Review. Pediatrics. 2023.

厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」(2019改訂)

消費者庁「5歳以下の子どもにナッツ類をそのまま与えないでください」

🌟 最後に

2026年現在、ナッツ類は、
「遅らせると安全」ではなく
「安全な形で早めに慣らす」 という考え方になりました。

ただし、
湿疹があるお子さんや不安の強いご家庭では、
医師と相談しながら進めることで、
より安全に、安心して導入できます。

食物アレルギーの常識は目まぐるしく変わっており、その都度アップデートしていきます。