🐟赤ちゃんの魚はいつから?刺身・いくら・たらこの考え方

魚はいつから?

🔸魚は生後6か月頃から、他の離乳食と一緒に取り入れられる食品の一つとされています。
🔸ただし、魚の種類ごとの明確な順番や、刺身・魚卵を始める具体的な時期については、はっきりした推奨はありません。
🔸米国の食事ガイドラインに関する報告では、魚を含むたんぱく質食品は、離乳食として取り入れられる食品の一つとされています。
🔸米国小児科学会も、生後約6か月頃から離乳食を開始し、肉、鶏肉、魚などの鉄分とたんぱく質を含む食品は、離乳食としてよい選択肢としています。

白身魚・赤身魚・青魚の順番は?

🔸医学文献では、白身魚、赤身魚、青魚の順番について、明確な推奨は示されていません。
🔸そのため、「必ず白身魚から」「赤身魚は何か月から」「青魚は何か月から」といった順番を、文献に基づいて決めることはできません。
🔸大切なのは、魚の種類よりも、十分に加熱すること、骨を取り除くこと、赤ちゃんの月齢に合った形にすることです。
🔸初めて食べる食品は、少量から始め、食べたあとの体調変化を確認しましょう。

アレルギーが心配な食品は遅らせた方がいい?

🔸アレルギーを起こす可能性のある食品について、予防目的で導入を遅らせる必要はない、という考え方が示されています。
🔸ピーナッツ、木の実、卵、大豆、貝類などの食品は、生後6か月頃に他の離乳食と一緒に導入できるとされています。
🔸ただし、すでに食物アレルギーが疑われる症状がある場合や、湿疹が強い場合などは、自己判断で進めず、医師に相談しましょう。

刺身はいつから?

🔸刺身などの生魚については、乳幼児に与える具体的な時期に関する明確な推奨は見つかっていません。
🔸ただし、乳児に安全でない食品として、未殺菌食品などが挙げられています。
🔸この考え方を踏まえると、生魚は細菌や寄生虫などのリスクがあるため、乳幼児期は避け、加熱した魚を基本にするのが安全です。
🔸刺身をいつから食べられるかについて、文献に基づいて「何歳から大丈夫」とは言い切れません。

いくら・たらこなどの魚卵は?

🔸いくら、たらこなどの魚卵について、導入時期を示した明確な医学的推奨は見つかっていません。
🔸魚卵は魚介類の一種として考えられますが、通常の加熱した魚と同じように扱ってよいかについては、はっきりした基準はありません。
🔸たらこや明太子などの加工魚卵は塩分が多いため、乳幼児には適していません。
🔸また、いくらなどの粒状の魚卵は、窒息のリスクにも注意が必要です。
🔸魚卵を含む魚製品にはヒスタミンが含まれる可能性があり、乳幼児では成人よりヒスタミンの分解能力が低い可能性があるという報告もあります。
🔸そのため、魚卵は離乳食期に無理に始める必要はなく、始める場合も慎重に考えるのがよいでしょう。

まとめ

🔸魚は、生後6か月頃から離乳食として取り入れることができます。
🔸白身魚、赤身魚、青魚の順番について、文献上の明確な推奨はありません。
🔸魚を与えるときは、十分に加熱し、骨を取り除き、月齢に合った形にしましょう。
🔸刺身などの生魚は、乳幼児期は避け、加熱した魚を基本にしましょう。
🔸いくら・たらこなどの魚卵は、導入時期の明確な基準はなく、塩分、窒息、ヒスタミンなどの点から注意が必要です。
🔸食べたあとに、じんましん、咳、嘔吐、顔色不良、呼吸が苦しそうなどの症状があれば、医療機関に相談してください。

参考文献
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